やりすぎ都市伝説

(後編)三本指のマリアとエクソソーム編【やりすぎ都市伝説2024・春】

都市伝説ファイル:コーンヘッドと蘇るDNA

 

コーンヘッドとは、通常の人間よりも長細く変形した頭蓋のこと。

トウモロコシのような形状であることからそう呼ばれ、ベルー、メキシコ、エジプトなど世界各地で発見されている。

「前に話した、エジプトのファラオ、アクエンアテンも、コーンヘッドだったって言われてるんだけど、
ペルーでも、コーンヘッドっていうのは見つかってるんだよね。」

 

「コーンヘッドにはいくつか種類があって、その多くは人間が自らの手で頭蓋骨を矯正したものなんだよね。」

「人間の頭蓋骨って、大体平均的な大きさっていうのは決まってるんだよね。
だから、人為的に矯正しても、骨の密度や容積は増えないんだよね。
でも中には、あからさまに元々の形から異なるものが存在してるんだよ。」

 

そこで関がやってきたのは、
ペルー国立人類考古学博物館。

ここには国内で発見されたミイラが集められ、保管されている。

 

ペルーで発見されたコーンヘッドを特別に見せてもらう。

 

「ちょっとこのコーンヘッドを見てくださいよ。
そもそも頭のね、体積と、容積が見てわかるくらいにでかいでしょ。」

「これが、まずおかしいですって。」

 

専門家によると、ペルーのパラカス地域で発見されたコーンヘッドの中には、
平均的な人間の頭蓋骨に比べて容量が最大25%大きいものも存在するという。

 

「元々この種族が地球上に存在していて、人間では到達できない技術や特殊能力を持っていたんではないかってこと。」

「だから、人間はこのコーンヘッドに憧れて、どんどんどんどん近づくために矯正してったんだよね。
注目してもらいたいのはこの歯の部分なんだよ。」

「再生医療の分野で今注目されてるねことっていうのが、それがエクソソームっていう物質があるんだよね。」

 

エクソソームとは幹細胞から分泌される物質のこと。

細胞間の情報伝達に使われるメッセージ物質が含まれており、エクソソームの働きによって全身の細胞に生まれ変わりの指令を効率よく与えられるため、美容や再生医療の分野で注目されている。

 

歯の中の細胞はエナメル質などの硬い部分に覆われているため、とりわけ高品質のエクソソームが採集できると言われている。

 

「特に子供の乳歯から取れるんだよね。
このミイラからエクソソームというのを取り出して、人間の体に取り込む時代がいよいよ本格的に始まるよ。」

「もしこのコーンヘッドのね、子供とされる原型が出てきたら、もうやばいからね。
地球外生命体のエクソソームを人間の体に入れる。
そしたら人間の容姿はどんどんどんどん変わってっからね。」

「地球外生命体と人間の融合がいよいよ本格的に始まりますから。
新しい時代が来てるってこと。
これから来る人間の進化を否定するんじゃなくて、受け入れるしか術はもうないからね。」

 

「コーンヘッドを見てもらったところで、いよいよ核心に迫ろうか。
ペルー政府はなぜ、メキシコのミイラと偽物のミイラを混同させ、印象操作ともとれるような情報を流したのか。
それはペルー政府があるものを狙っているからなんだよね。」

「それが3本指のマリア。」

 

都市伝説ファイル:ペルー政府が狙う「三本指のマリア」

マリアとは、2017年にペルーのナスカで発見された数体のミイラのうちの一つ。

手足に長細い3本の指を持ち、遺伝子構造が人類とは違っていたという。

 

 

関は、そのマリアの調査をするペルー国立イカ大学のとある施設を訪れた。

ロジャー・ズニカ博士である。

イカ大学は現在、マリアの引き渡しを要求するペルー政府と係争中のため、秘密裏にミイラを保管し、公開を控えている。

今回は特別にその取材が許された。

「三本指のマリア」
マリアは身長168センチと大型で、長い指が3本しかないのが特徴。

 

「なんでペルー政府がこれを取りにきてるのかっていうこと。
このマリアは人間と宇宙人とのハイブリッドの可能性があるんだよね。」

「メキシコで見たミイラあるでしょ。
あれと人間の掛け合わせた姿がこのマリアの可能性があるわけよ。」

「絶対的なものだから取りに来てる。うん。実際先生これ、DNA鑑定したんですか。」

 


「はい。DNAを分析した結果、人間との一致率は32%ほどでした。
様々な果物との一致率よりも遥かに低いので、この星のものではないと考えています。」

 

現在の研究では、人間も植物も一つの細胞から分岐したものと考えられ、DNAの一致率から、その分岐をたどることができる。

例えば、人間とチンパンジーは98.5%。
人間とバナナは50%ほどの一致率である。

 

しかし、この人の形をしたマリアは、人間との一致率が32%であり、
果物よりも低い一致率は別の星由来の種であると、ロジャー・ズニカ博士は語る。

 

「先生この手の骨格とか、足の骨格っていうのはどういう感じなんですか」

「足の指の長さから考えると、かかとをつけずに、つま先立ちをしていたのではないかと推測しています。
さらに頭は矯正されていないコーンヘッドで脳の容量は人間よりも50%多いことがわかりました。
そして、CTスキャンをしてみると、驚きの発見がありました。耳が存在しないのです。」

「穴だけがあり、内耳がないので、音ではないコミュニケーション方法、テレパシーが使えたのかもしれません。」

「だからやっぱり、最初にコーンヘッドの存在があった。
我々人間とは違う特殊能力を持ってたんだよ。
そこにやっぱり人間は憧れて、自らの手で頭蓋物を矯正して近付けに行ったんだよ。」

「そしてこれこそがスターオメガの手がかりになる可能性がある。」

 

そして、さらに未公開であったミイラが存在し、ルイス・ベラ博士のもとで分析が始まるとの情報を受け再び博士のもとへ。

「こんなにデカかったんすか。いやあすごい」

 

こちらの2体のミイラはサンティアゴとセバスチャンと名付けられ、分析調査がまさにこれから始まるのだという。

マリアと同様3本の指を持つサンティアゴは、その大きさから、3歳から5歳の子供のミイラ。

セバスチャンは5歳から10歳の同じく子供のミイラと推測されている。

 

「サンティアゴの、本当にこの乳児からねエクソソームを摘出して、それをもう一度蘇生させて、人間の体内に入れ込む。」

「そうすると人間は本当に体内から新たな進化が始まるからね。
この子供が持ってるエクソソームがスターオメガっていう可能性があるからね。
新たな宇宙の始まりを告げるものは、このエクソソームを体内に入れた人間なのかもしれないよね。」

 

 

「アクエンアテンもコーンヘッドでしょ。
でも、壁画に描かれたアクエンアテンの膝の上にはメキシコのミイラとされるものが乗ってるよね。
本当に人間と掛け合わせをしたのかもしれないよ。
壁画にも描かれていたように、歴史は嘘をついてないんだよ。
本当にいたんだよ。世界各国に」

 

続いて関が向かったのは、かつてのインカ帝国の首都クスコにある世界遺産。

「これだけ多くの宇宙との繋がりが見つかっているのにも関わらず、なぜペルー政府は国民に対して情報開示を積極的に行わないのか。
それは、ベルー国民の約9割がカトリック信者だから。」

「だから地球外生命体が1000年前に実在していたことを受け入れられない人たちがまだまだたくさんいるわけ。」

 

1533年。
現在のペルー、インカ帝国を征服したスペインは、カトリックの布教を開始。

先住民にキリスト教を強制的に広めることで、文化的・宗教的な支配を確立。

その際、土着の信仰とキリスト教を融合する形で、人々に浸透させている。

 

その象徴としてあるのがこの絵。
これは聖母マリアを描いたものであるが、元々ベルーで信仰されていた地母神パチャママと聖母マリアが融合したものとされている。

 

パチャママは山のイメージから大きな三角形の体で表現され、聖母マリアと融合した形をこの絵が表している。

 

 

「まさにマリアと山というのが掛け合わされてるってこと。そしてパチャママのパチャっていうのは、
大地っていう意味の他に、時間、空間、世界っていう意味があるんだよ。

そもそも、ペルーっていう国には天空都市マチュピチュがあるから。

インカ帝国ができる前に、元々宇宙と繋がる民たちが住んでいた可能性がある。

パチャママとマリアが融合し、神が形を変えながら伝わってきたように、人間のDNAも宇宙人と融合することで、新たな進化を迎えるんだよ。」

 

クライオニクスとは、人体の冷凍保存のこと。
死後自らの肉体を冷凍保存し、未来での復活を求める試み。
主にロシアとアメリカにおいて研究が進められている。

 

かつて関が訪れていたのがアルコー延命財団。

「この施設には人間が153体、冷凍保存されています。」

「153体、そんなに。」

「これは5年前に亡くなった、アルコーの創設者のCT写真です。
アルコー延命財団はチェンバレン夫妻によって創設されたんですが、5年前に亡くなった旦那さんは、元々NASAのエンジニアをしていました。」

「脳自体は収縮してしまっていますが、記憶はそのまま残っているんです。」

「頭だけで保管されてる方は蘇ったときボディーはどうするんですか」

「脳さえあれば体はそれほど重要ではありません。最新テクノロジーのボディーで対応できますからね。」

「機械の体で再生したり、クローンを作り出し、蘇生させることも可能になります。」

 

「そう遠くない未来、人間の記憶と宇宙人の記憶の掛け合わせが始まるよ。
もちろん体もね。

今、ロシアとアメリカが競い合っているのは地球外生命体とされるものと、
人間の掛け合わせだからな。表向きだけのドンパチに目を奪われたら駄目だよ。

その裏で何が起きているのかってことだよ。

そしてペルー政府はアメリカとロシア、どっちにデータを売ろうとしているのか。
そこで今年注目しなきゃいけないのが、アメリカの大統領選挙。」

 

「それをきっかけに本格的に掛け合わせが始まっていくからね。
そして、2024年7月3日、いよいよ新紙幣も出てくるぞ。

いい気づいてるか。
2024年7月3日、全てを足すと18。
わかる人に向けたシグナルメッセージだよ。
裏に隠れていたものが、いよいよ表に、そして絶対的な正義が存在するようになっていくのです。」

 

「地球自体が大きく進化している今、都市伝説とされていたものが、現実を大きく超えていきます。信じるか信じないかはあなた次第です。」

 

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