呪術廻戦 漫画

呪術廻戦は面白い?おすすめできる理由3選

自分の子供に見せたいマンガ3選は、

 

そんなプロマンガ読み(自称)ですがよろしくお願いします。
今回の記事は果たして呪術廻戦は巷で噂になるほど面白いのか?

 

という疑問に答えていきたいと思います。
ハンターハンターでクラピカ理論をがち検証した記事もよかったらどうぞ。

 

ベイビー・リトル
ベイビー・リトル

最近お気にの漫画、「サカモトデイズ」についての紹介記事も書いたぜ

呪術廻戦は面白い?大ファンの私がおすすめできる理由3選

 

呪術廻戦は面白い?

 

まず私の感想になりますが、呪術廻戦はめちゃんこ面白いです。
キャラ・バトル・能力の魅せ方どれをとっても私好み。

 

 

ベイビー・リトル
ベイビー・リトル

愛していると言っても過言ではない

 

久々に楽しみな「バトルマンガ」です。
そんな私のような人が多いから、4巻時点で累計100万部を超えるヒット作となったのでしょう。

 

ベイビー・リトル
ベイビー・リトル

*今現在余裕で累計1000万部超えたぜ

 

呪術廻戦のあらすじ。

 

呪い。辛酸・後悔・恥辱...。
人間の負の感情から生まれる禍々しきその力は、人を死へと導く。
ある強力な「呪物」の封印が解かれたことで、高校生の虎杖は、呪いを廻る戦いの世界へと入っていく...!
異才が拓く、ダークファンタジーの新境地!

 

ストーリーはあらすじを読んでもらえればわかりますが、割と平凡。
ただ物語の面白さはストーリーラインはもちろん重要ですが、もっと大事なのはキャラ。
キャラたちが織り成す人間関係や葛藤、衝突なんかがもっともストーリーを面白くする要因になります。いわゆるドラマってやつ。

 

 

だから洋画なんかは家族愛だったり恋人との関係を描きがち。
ごりっごりSFで世界観が凝っている「ブレードランナー」だってそうです。
主人公デッカードとレイチェルの恋愛模様がストーリーに組み込まれていますよね。

 

 

呪術廻戦はこのドラマがちゃんと書けている。
主人公たちは呪いと言う人の負の側面と否が応でも向き合う事になります。
目を背けたい事実に打ちのめされる事もあります。
時には悩み、それでも立ち向かい、肉体的にも精神的にも強くなっていく。

 

呪術廻戦

 

そんな過程がちゃんと書かれているマンガです。
呪術廻戦と言う漫画を一言で表すのなら、「マンガ力が高い
この一言に尽きます。わかりやすく言えばマンガを描くのがうまいです。

 

 

 

とはいえ、私がこう言ったところで信じる人は少ないでしょう。
というわけで、次からは呪術廻戦が面白い理由・マンガ力が高いと言った理由に迫っていきます。

 

呪術廻戦はなぜ面白いのか

 

呪術廻戦が面白い理由その①戦う理由、キャラ

 

 

どのジャンルのマンガにも言える事ですが、一番重要なのはキャラ
一番出番が多い主人公が特に大事。主人公とは言わば読者の化身。投影する対象ですから。

 

キャラに愛着が持てればベストですが、少なくとも読んでいていて不快にならなければ最低ラインはクリア。

 

呪術廻戦のメインキャラは下記の4人。

1、虎杖悠仁
2、伏黒恵
3、釘崎野薔薇
4、五条悟

 

になります。
簡単な説明になりますが、

虎杖悠仁はコミュ力高めのいい奴。ぜひ友達にしたいタイプ。
伏黒恵は多くを語らないクールガイ。でも熱い思いを秘めています。
釘崎野薔薇はだれかれ構わずかみつく狂犬気質。自称紅一点。返り血かな?
五条悟は圧倒的にイケメン。最強の呪術師として最高に頼れます。

 

今の所読んでいて不快なキャラは登場していませんね。
仮にいたとしても、納得できるバックボーンを芥見先生が書いてくれます。
なので嫌な奴がただの嫌な奴で終わらないのがいい。

 

ベイビー・リトル
ベイビー・リトル

鬼滅の刃のvs猗窩座(あかざ)の過去編は最高に熱かった 

 

キャラももちろん大事ですが、バトルマンガでだいご味なのは戦う理由。
こちらも簡単な紹介になりますが、

 

虎杖は「たくさんの人にかこまれる最後を迎えるために
伏黒は「悪を裁く手段の一つとして
釘崎は「自分が自分であるために
五条は「組織改革のために

 

 

やっぱり戦う理由をちゃんと提示されると読み手としても、非常に簡単に感情移入ができますよね。しかもさらにすごいのが、戦う理由が1ページ以内に簡潔に語られる事がほとんど。

 

ベイビー・リトル
ベイビー・リトル

イタチの過去編を許すな

 

何度も書き直して、文章を推敲して、編集さんと打ち合わせて、残った最適解だという事がひしひしと感じられます。
非常に洗練されています。

 

だからこそ、マンガの展開も速め
ぽんぽんぽんと話が動いていきます。
単行本派の私でも毎週ジャンプで見ちゃうくらい。

 

後キャラが記号のキャラじゃない。
マンガで萎えるのが、ストーリーを都合よく進めたいが故に、キャラを壊した発言・行動をさせる事。

 

ベイビー・リトル
ベイビー・リトル

最高に萎えます。二度と見ねえ。

 

その対極にいるのがハンター×ハンター。
生き残るために最善手を取る様子が、物語でキャラが生きていると感じます。
呪術廻戦は特に敵(特級呪霊)がサイコーにクレバーでひやひやしながら見れます。

 

呪術海鮮が面白い理由その②呪いのデザイン

 

デザインってやっぱ大事。
ヒットメーカーであるべゼスタ・ソフトワークスと言うゲーム会社があります。
代表作はfalloutだったりエルダースクロールシリーズ。
そんなべゼスタが「prey」と言うゲームを出しました。

 

世界観はジョン・F・ケネディが死ななかったifの世界。
推し進めた宇宙計画が功を奏し、2032年には宇宙進出を成し遂げられるほどに。
舞台は宇宙ステーションの1つ、タロス1。
主人公を記憶をたどりつつ、謎に迫っていく。

 

と言うごりごりのSFでサスペンスものと言う、人を選びそうな内容です。
好きな人にはたまらない設定。

 

タロス1のビジュアルは洗練されていて綺麗ですし、ストーリーも謎が魅力的で飽きません。
エイリアンから能力を奪えるので、育成の仕方次第では、多種多様なゲームプレイも可能。

 

ゲームとしては最高。買って損なしなのですが、よく言われるのが「傑作」ではないよね。ってこと。個人的な考えになりますが、敵のビジュアルにほぼ変化がなかったのがイマイチでした。

 

 

出てくるやつは「黒い何か
雑魚からボスまで「黒い何か
無機質な宇宙ステーション内にマッチするように考えられたデザインなのかもしれませんが、あまりにも味気がなさ過ぎました。

 

やっぱりかっけー!! だったり気持ちわりー!
と言う感情は大事。

 

呪術廻戦のビジュアルは結構凝っています。
特に好きなのが、ヌエと受肉した九相図。

 

呪術廻戦

 

虎杖の必殺技である「黒閃」もシンプルながらにかっこいいですし、メカ丸や五条、花御が使う大技もかっこいい!

 

ベイビー・リトル
ベイビー・リトル

出し過ぎると怒られるのでコミックで見てくれ

 

呪術海鮮が面白い理由その③漫画としての完成度

 

呪術廻戦最大のポイントはここ。「マンガとしての完成度」
私はマンガ力が高いと呼称しております。

 

呪術廻戦が「マンガ力が高い」と感じるポイントは下の3つ。

バトルムーブ
地の文への入り
次のコマ・展開への引き
 
見ていて楽しい呪術廻戦のバトルムーブ

 

バトルマンガで最大の見せ場はバトル。
特に好きなのが大技の出し合いではなく、殴り合いの近接ファイトの方が好きです。

 

ベイビー・リトル
ベイビー・リトル

UBSとか好きでした

 

なので格闘系のマンガはすごい好きです。
多分私と同じタイプの人は、格闘の試合を見ることも好きなはず。

 

私は素人のストリートファイトから格闘の試合まで、結構見るタイプです。
たぶん呪術廻戦の芥見先生も同じだと思います。

 

パワーボム(プロレスの技)とか、ミルコ・クロコップ(総合格闘家)とかの名前が作中に出てきますし。作中の近接ファイターの動きも見ていて楽しいものになっています。

 

特に虎杖東堂花御のバトルですね。
5巻・6巻に収録される交流戦のバトルは最高。

 

ジャンプで掲載されていた時も非常に順位が高かったです。

 

ベイビー・リトル
ベイビー・リトル

交流戦で人気を確立したイメージ

 

あと能力の魅せ方もうまいです。
たとえば伏黒の術式の出し方。

 

呪術廻戦

 

めちゃくちゃ高度な集中を必要とされる「黒閃」の出し方。

 

呪術廻戦

ただかっこいいだけでなく、能力への期待のさせ方がめちゃんこうまい。
芥見先生はマンガ描くのがうまいですよねぇ

 

流れを邪魔しない地の文での説明

 

キャラの心情やセリフではどうしても説明不足になることがあります。
そんな時便利なのが地の文。ハンターハンターで使われがちな、四角で区切られた枠内での説明です。

 

しかし便利な反面、使い所は難しめ。
主人公や他のキャラから生じた説明ではなく、いわば神様(作者)が解説を加えていることになりますから、流れをぶったぎって説明することにもなり得ます。

 

最近だとブラッククローバー。
突然入った説明に、散々突っ込まれていました。私も読んでいて突然の説明にびっくりしたものです。

 

完全に流れを無視していたので、作者の意図が垣間見えて非常に萎えました。
しかし呪術廻戦の地の文への入りは非常にスムーズ。違和感を感じることはありません。

 

なんども原稿を書き直しているのか、編集との打ち合わせのおかげなのか、それとも天性のものなのかは知りませんが、これは素晴らしいことです。

 

最高にイカした次話への引き

 

週刊連載において一番大事なのは、次の話への引き。
引きを過度に意識しすぎて展開を考えずとりあえず目立つことやっとけ! という考えは非常に嫌いです。バトルマンガである以上、バトルで魅せないと。

 

呪術廻戦

中でも作中最強キャラの五条悟、強くなった虎杖が最後にバトルへの予感を感じさせてその週の話が終わるのは最高。
次週のジャンプが出たら真っ先に呪術廻戦見ました。

 

 

ベイビー・リトル
ベイビー・リトル

これはコミックでは楽しめない楽しみかもしれません。

 

総じて漫画としての完成度が非常に高い。
私が芥見先生はマンガを描くのがうまいと言った理由はわかってもらえましたでしょうか。

 

私は自信を持っておすすめできます。
気になった方はぜひ一巻から読んでみてください。

 

 

 

次は呪術廻戦を無料で読む方法です。

 

呪術廻戦を無料で読むには?

 

無料で読む方法は一つ。
U-NEXTに登録すると、無料でポイントがもらえます。
それを使って呪術廻戦を買いましょう。意外と知られていませんが、U-NEXTのポイントってコミックを買う際にも使えるんです。

 

 

ベイビー・リトル
ベイビー・リトル

1ヶ月はお試しで無料なので、用が済んだらさっさと解約してもよし 

 

あとは下記のサイトで呪術廻戦の序盤を無料で試し読みすることができます。

 

BookLive
ebook japan  

 

でも呪術廻戦はコミックで買って、本棚に入れておくのをおすすめします。
なんども読み返したくなるほど魅力的なマンガですし、4巻のカバーデザインもかっこいいですし。

 

 

呪術廻戦は何巻まで買うべき?

 

新しいコミックを買う時に気になるのが、どこから面白くなるのか?
あるいはどこまで読んで、面白くないと感じたら自分には合ってないと判断していいのか?

 

そのリスクヘッジでしょう。
リボーンだって最初は微妙な日常ギャグものでしたけど、リング争奪戦からめちゃんこ熱いバトルを繰り広げるようになったわけですし。

 

 

さて、呪術廻戦ですが、最高に面白いのは交流戦。
単行本だと4巻終わりから5、6巻。肉弾戦ファイターのガチンコバトルが見られます。
虎杖の必殺技も見られるので、最高に面白い。

 

ストーリーが動き始めるのは3巻、4巻。

 

なのでバトルを楽しみたい方は6巻まで。
ストーリーがどんなもんか知りたい人は4巻まで。

 

買うのがベストです。
とはいえ、4巻の終わりから交流戦に入りますので、全部買っちゃうのがおすすめだけどね!

 

呪術廻戦ってパクリなのでは?

 

呪術廻戦はよく○○のマンガに似てる!
って言われがち。

 

作中でもこれ○○かよ! ってところは結構あります。
キメゴマのポーズがジョジョっぽかったり悪ふざけがゴールデンカムイっぽかったり、技の説明のカットインが刃牙道みたいだったり、そして一番似ているのがハンターハンター。能力の魅せ方や地の文への入りがハンターハンターを感じさせます。

 

ベイビー・リトル
ベイビー・リトル

ちなみに4巻のおまけではハンターハンターへの愛が語られています
どうでもいいけど巻末のおまけやカバー下のおまけも面白い

 

ネットではシャーマンキングみたいだー、とか領域展開の名前がブリーチみたいだーって言われているみたいですね。

 

個人的にはパクリではなくオマージュ
先輩マンガ家たちの作品に敬意を払っているのを感じます。
芥見先生も呪術廻戦を描くに当たって、「王道を描く」というのを意識していると最速キャラクターブックの方で書かれていました。

 

 

芥見先生はこのマンガ好きなんだなーってのを、見れば感じることができると思いますよ。たぶん研究のために見まくったんでしょうね。

 

それにあくまでストーリーをぱくっているのではなく、呪術廻戦はマンガとしての魅せ方をオマージュしています。なのでセーフなのかなと。でも気になる人には気になってしまうのかもしれません。

 

確実に言えるのは嫌いな作品を作るよりも、好きな作品を作った方が人生楽しいってこと!
見てもつまらなかったら友達にでも売ればいいだけで、一番もったいないのは食わず嫌い。

 

見ないことには面白いのか面白くないのか判断つきませんからね。
肉弾戦の殴り合いが好きで、主人公たちの成長がちゃんと書かれている作品が好きな方には、確実におすすめできます。

 

芥見先生って女性の方?

 

芥見先生が女の先生では?
という疑問がネットではあるようです。

 

少年マンガを書いている女性漫画家で有名なのは、

犬夜叉 高橋留美子先生
結界師 田辺イエロウ先生
鋼の錬金術師 荒川弘先生

 

あたりでしょうか。
正直読んでいて女性らしいな、と感じたことは多々あります。

 

特に感じるのが、キャラの心の動き。
非常に綺麗というか洗練されているというか、よく書けているなーと感心しながら読んでいた思い出があります。

 

女性は心で感じる生き物ですからね。男はちんこで感じます。
上記の作品が女性作家によるものだと知った時も、そんなに驚きはありませんでした。

 

 

ベイビー・リトル
ベイビー・リトル

あ、そうなんや。

 

みたいな。
私も呪術廻戦をそれなりに読み込んでいますが、正直そこまで女性らしいと感じたことはありません。

 

とはいえ呪いというのがこのマンガのテーマですし。
上記の3つのマンガと比べてごりごりの格闘描写もありますし。
単純に女性が書いていると感じにくいだけかもしれません。

 

 

ただ味方敵含めキャラの機微までほんとよく書けているので、女性が書いていたとしても別に不思議ではありません。

 

 

それでも2巻のおまけで
「なぜ芥見先生は女性キャラの足を太く描くのをやめてしまったのですか?」

 

という質問に対し、「女性は自分が思っている以上に華奢なことがある!」からだそうです。
この発言は自分が女性だったら出てこない気がします。

 

あるいは自分が太い女性だからこそ、この考えに至った可能性もあります。
知り合いにスポーツバリバリやって男の私よりゴリゴリの女の子がいます。
触らせてもらったこともありますが、確かに筋肉がっちり。
下半身のシルエットがはっきりするスカートとかはあまり履きたくないようです。

 

 

確かにそんな女性なら「女性は自分が思っている以上に華奢なこともある」という考えになってもおかしくない気もしますよね。
色々書きましたが、確証がありませんので、どちらかはわかりません!

 

 

女性でも格闘技が好きな女性はいるでしょうし。
現状ではどちらでもあり得る。と言葉を濁した回答で勘弁してください。

 

                                                                                                                                                                            

ベイビー・リトル
ベイビー・リトル

マンガが面白ければどうでもええで

 

それではまた次のマンガレビューでお会いしましょう。

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