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狂ったディズニーランド
みなさんスイティエンパーク(Suoi Tien Park)って知ってますか?
知らない? ええー知らないのかよ。世界の有名遊園地12選に選ばれたことあるすごいテーマパークなんだよ?
世界の有名な遊園地12選。
1 マジック・キングダムパーク ディズニーワールド(米国フロリダ州)
2 アイランズオブアドベンチャー(米国フロリダ州)
3 シーダーポイント アミューズメントパーク(米国オハイオ州)
4 エプコット ディズニーワールド(米国フロリダ州)
5 ブラックプール・プレジャービーチ(英国ランカシャー)
6 ポートアベンチュラ(スペイン)
7 ヨーロッパパーク(ドイツ)
8 チボリガーデン(デンマーク)
9 東京ディズニーランド
10 北京石景山遊楽園
11 香港海洋公園(オーシャンパーク)
12 スイティエン公園(ベトナム・ホーチミン市)
選出された遊園地を見てもまじめなランキングだってわかりますよね。
ただ偽ドラえもんや偽キティでちょっとした話題になった石景山遊園地が入っているあたり遊び心というか、ネタ枠が存在するみたいですけど…。
それはともかく、このメンツに名を連ねているのが、今回ご紹介する狂ったディズニーランドとも呼ばれる、ベトナムのスイティエンパーク!
うひょおおいきてええ!
まあ、ボクもつい最近知ったんだけどね。もやさまとか世界ふしぎ発見とかでも取り上げていましたよ。
興味がわいて調べてみたらこの遊園地なかなか曲者でやばいです。ふつうの観光地に飽きた方や、突き抜けた個性がある遊園地が好きな方におすすめ。
さあ、ボクと一緒に各アトラクションを巡ろうぜ!
スイティエンパーク、基本情報
ベトナムホーチミン市9区にあるテーマパーク。
基本コンセプトはベトナム本来の文化に戻ること。
入場料と各アトラクション料金は別。入場料は大人480円、子供240円アトラクションは50~250円。
敷地面積は脅威の105ヘクタール。東京ディズニーランドとシーを足してもまだ足りないほど広大。
狂ったディズニーランドと呼称した人は、クレイジージャーニーでおなじみの佐藤健寿さん!
世界中の奇界遺産を巡る旅は面白いですよ。詳しくはクレイジージャーニーを見るのです。DVDは第三弾まで発売中。ほんとおすすめ
そんなフォトグラファーである佐藤さんは出版した本の中にこのテーマパークを収録しました。
狂ったディズニーランドと呼ばれる所以
それはこの画像を見てもらえればわかるでしょう。
仏教ベースのベトナム神話にのとって、こういうちょっと狂った造形になっているわけですね
なんだぁこれは。
謎の迫力。
菩薩的にそれはありなのか?
亀の目やばい。
ホグワーツ城。いや、ほんとだよ?
見にくいけどちゃんとharry potterってこの城に書いてあるから。
ただの思い付きじゃない。ちゃんと意味のある、まじめなオブジェクト・アトラクション
面白おかしく作ってるだけでしょー、って思った人。
ハイ、ボクです!
でもちゃんと公式サイト見ていけば意味があることがわかりますよ。
公式の情報を元に各アトラクションを解説していきます。
・園内にある結婚式場
きらびやか。
ちょっとアクが濃い感じ…
もし彼女に(いないけど)ここで結婚式あげようよ!
とか言われてたら彼女の顔まじまじと見ちゃうかも。
少なくとも忘れられない思い出になるのは間違いないはず。
Historical Culture
ベトナムの歴史的文化をコンセプトにしたアトラクション&オブジェクト
・フェアリーランドゲート
上部のセクションに属するこのゲートのタイトルは超常的かつ貴重な存在
そこには聖なる動物が四体いるそう。
ドラゴン、ユニコーン、亀、フェニックス。
それぞれに意味があります。
ドラゴンは力、ユニコーンは平和への願い、亀は永遠の不滅、そしてフェニックスは力と恋人の幸せ
ドラゴン君とフェニックスちゃんちょっとかぶってるねえ。
その写真の真ん中らへんには五つの幸せと呼ばれるものがあるみたい。発展、お金、幸運、幸せ、そして長生きの五つなんだって。
まあこの画像からじゃいまいちわからないけどね!
・グロリアスドラゴン
ドラゴンはベトナムの人々を太古から助けてきたみたいです。
・Giong God(読み方わからない笑)
でけえ。
救国の英雄みたいですね。
Giong GodとPhu Dong Heavenly Kingは同一人物で、四人いる不死の王の一人。
Phu Dong Heavenly Kingの像は昔から外国からの侵略に対して、意思、強力な力、愛国心を示すそうです。
伝説では彼(Giong GodあるいはPhu Dong)は六番目の王、ハングキングの統制時代に生まれるといわれていた。彼は三才であったにもかかわらず、子供の姿を与えられた神になってしまった。話すことも笑うことも、歩くことはおろか立つことすらできなかった。
しかし、侵略者たちが北からこの国を侵略するために下ってきているということを聞いたとき、母を呼びつけ、王国のメッセンジャー(今みたいにメールやラインで済むわけがないので、馬やらなんやら動物を使って情報を伝達する人のことだと思う)に国を助けるよう命令しました。
それから、彼は急にたくましい若者になり、侵略者を倒しました。敵を倒した後、彼は鉄の馬を引き連れて天国へと昇っていきました。
王は彼をPhu Dong Heavenly Kingとしてたたえ、そして彼を忘れないため、またGiong Godととしてたたえるために寺を建てました。
…うん?
一応公式サイトを英語にして読んでみたんですけど、Giong GodとPhu Dongが結局なんだったのかよくわかりませんね。
まあそんな感じ(笑)
ちょっと待ってくれ。結構でけえぞこれ。
・ドラゴンと亀の池
ここでは演劇が催されているみたいですよ!
演目は山の神の伝説、かな。
200を超える演者とカンフーマスターが観客を魅了するって!
Spiritual Culture
精神的な文化を題材にしたアトラクション&オブジェクト
・菩薩(Bodhisattva)広場
菩薩が地球の上に載っている像がある広場。
なんと菩薩の重さは570トン、高さ12Mというバカでかいもの!
菩薩と地球の模型を合わせると高さなんと27M!
でっけえ!!
9階ビルの大きさに相当するってことですよ。
ていうかこのパーク全体的にサイズ感どうかしてるよね。
観音(AVALOKITESHVARA)
1000の目と1000本の手を持つ観音像
背中にびっしりとあるのって手なんだぜこれ…。
こういっちゃなんだけど不気味
大きな手は踊り、小さな手は周りに輝く後光を配置するのが役割みたい。
・金のユニコーン広場
いったい何がユニコーンなのかわからない。
もしかして正面にいるでっかいやつか?
いやでもあれどう見ても狛犬。
結構かわいい
・バオ塔
建設費用:2億5千万円
金かけてんなあ。
・妖精の井戸
飲んだり入浴したりすると、たちまち病気が治っちゃうらしい
・圧倒的存在感。ワニ釣り
“Fishing Crocodiles” – you will have the opportunity to compete against mighty male crocodile.
ワニ釣り。力強いオスのワニとの格闘が体験できますよ。
なんというクレイジーっぷり。日本じゃありえないこのぶっとびかた好きだぜぇ。
The age of maturity of crocodiles is 3 years old; at this age, crocodiles are capable of
Growth and pregnancy; every crocodile can bear 35-40 eggs once on average .成熟したクロコダイルの年齢は三才です。その年になると、成長や妊娠することができ、どのクロコダイルも一度につき平均で35から40の卵を産みます
ほうほう。なんだか和むお話しになってきたぞ。ちゃんと恋愛してんだなこいつら。幸せになれよ
Also, visitors can purchase souvenirs made from crocodile skin
そして、観光客はクロコダイルの皮から作られたおみやげを買うことができますよ。
きさまは鬼かあああああああ!
Entertainment
ビーチもあるし4Dシアターもある。
イルカショーもあります。でかいだけあって詰め込めるだけ詰め込んだって感じ。
でも突っ込みどころもある。
・水族館
100種を超えるマリーン生物や30から40種いるイソギンチャクも見ることができるこの水族館。
世界中から珍しい魚を輸入したそうです。輸入したってことを言っちゃうあたり好き。
・雪の城
この建物、気温が10℃から15℃と、夏場だといい感じの涼しさを持っているのです。
中にはスケート設備もあり、冬のアクティビティを楽しめる。
ちなみにこのパークがあるホーチミン市は年中最高気温が30℃超え。
赤道直下だし納得の暑さ。
色合いはおかしいけど発想はグッチョブ。
・ハリポタの城
一億八千万近くかけ、敷地面積は4200平方メートル
機材はすべてアメリカから輸入
おお?
・8Dシアターもあるみたい
8Dシアターってなんすかね。
・ちなみに4Dシアターもある
4DXなのかいまいち判断がつかない。
メガネがでかいってことはわかる。
ちなみに画像の提供はすべて公式サイトから。
サイトはこちら。サイト上部のイギリス国旗をクリックすると英語になりますよ。
ぜひみなさん行ってみてください。話のネタには困らないパークですよここは!
ボクもベトナムに行く機会があればぜひよりたいと思います。
ではでは。