ハンターハンターが再開されて数週間経ちました。
色々賛否両論あるようですが、コミックを買ってじっくり読んだ方ならあの面白さを理解してくれる事でしょう。
何度も読んで理解する必要があるため、従来のコミックの楽しみ方である”楽しませてもらう”受動的な読み方ではだめで、自分で知識をかみ砕いて状況を理解する能動的な楽しみ方を求められています。
漫画史上最多の登場人物(たぶん)、数百人があのブラックホエール号にそれぞれの思惑を持ってうごめいているわけですよ!
どんな結末に転がるのか今から楽しみです。
何年かかるか定かではありませんが……。
それと同時にブラックホール号編は冨樫先生の欅坂46ネタが非常に散見される章にもなっています。
いや、普通にやめてほしいって僕だけなん?
うんざりしております僕は。
なぜH×Hの欅坂ネタにうんざりしているのか?
冨樫先生の欅坂46にかける愛情
冨樫先生がどれほど欅坂46に入れ込んでいるか見ていきましょう。
はい、まずはこちら。大きな祝花。
— キャベツこうべ (@cabbagekobe) 2018年7月10日
うん。まあ冨樫先生のプライベートでやる分には僕はなんの文句もありません。
むしろ微笑ましいなーと思っちゃいます。
そしてお次。
巻末コメントでCD買った報告をする冨樫先生。
これについても何も言う事はありません僕は。
巻末コメントはあくまでも作者のスペースですからね。
公序良俗に反しない程度になんでも言っちゃってくださいよ!
秋元先生と、
そしてなんとそこで❗️ついに‼️‼️
あの❗️
『HUNTER×HUNTER』の
冨樫義博先生にもお会いすることが出来てしまいましたー‼️‼️‼️‼️‼️‼️
めっちゃ嬉しい😊✨嬉し過ぎでした‼️
感謝ー‼️#冨樫義博#サイマジョポーズ#HunterXHunter #バグベア pic.twitter.com/nndrpCJW4g— バグベアのこぎみいい (@kogimiii) 2018年8月24日
欅坂46のサイレントマジョリティーの作曲家さんと写真を撮る冨樫先生。
冨樫先生の笑顔がいい感じですね。
ちなみにこの写真が出回るや否や連載再開が本誌の方で告知されました笑
というか腰痛はどうなったんでしょうか。完治したのかな?
ちなみに僕は好きなだけ休めよ!!派です。この件は別の記事で。
そして欅坂46好き好き冨樫先生はついにコミックにまでその影響を侵食させてしまいます。
まずはジャブ程度にこちら。
「漢字欅とひらがなけやきどっちが好きですか?」
クラピカ「この世で最も愚かな質問の1つだな、選べない」
クラピカ欅ヲタになる#HUNTER×HUNTER#ハンターハンター#冨樫先生#クラピカ#欅坂46#けやき坂46 pic.twitter.com/2TPmWEaWML
— ゴンさん (@seikenduki09) 2018年2月1日
コミックス35巻に収録されていたおまけページ的な箇所に載っていました。
作中で使ったコマを切り抜いてセリフだけ替えるというおまけページです。
「漢字欅とひらがなけやき、どっちが好きですか?」
と言う問いにクラピカが「この世で最も愚かな質問だな。選べない」
と答えています。
ぶっちゃけ35巻のおまけページは面白かったです。
それにおまけページで欅坂46ネタを出しても僕は全然オーケーです。
H×Hで他作品のネタをやってもいいけど隠してくれ!
ただ物語に結構がっつりかかわってくるのが僕は嫌いです!!
見ててすごい違和感があります。
具体例は二つ。まずはサイレントマジョリティー。
本音を言うのなら正直ここまでなら我慢できます。
11人いる!だって元ネタがありますし、サイレントマジョリティーはルビですしね。
僕がこの記事を書こうと思い立ったきっかけはこいつ。
カチョウの守護霊獣の名前です。
「2人セゾン」
展開もよく2人の絆を感じさせるいい霊獣の能力だったのに名前で台無しだわ!!!!
さすがに能力の名前に曲名を直接持ってくるのはやりすぎっすよ冨樫先生……。
どうでもいいけど編集の一言は結構好き。
シンプルに一言「死して尚」
余計な事は語らず余韻に浸らせてくれるファインプレーですわこれは。
物語の読み方は人により異なると思います。
僕はその場面に直面したらどう行動するか、このキャラは選択を迫られた時どう選択するのか想像して楽しむタイプです。つまりキャラに寄り添って、あるいは自分がそこにいると仮定して楽しむタイプです。
そんな楽しみ方をするタイプで一番ネックなのは現実に戻される事。
「2人セゾン」って書いてあるのを読んで一気に覚めました。正直。
別に欅坂46が嫌いなわけでも、まるっきり全部自分ひとりで創造しろって言ってるわけではないですよ。
冨樫先生が仕事する動機につながるのならそれでいいと思います。
そもそも今までの念能力には映画からの引用もあったわけですしね。
ただサイレントマジョリティーに続き2人セゾンはくどすぎました。
それに2人セゾンについては趣味全開で漫画の事を考えずにぶっこんできた感が凄かった。
まだ色々ハンター×ハンターには欅坂46ネタが隠れています。
あえて触れなかったのは巧妙に隠されていたり、小ネタにとどまっていたからです。
そもそも冨樫先生よ、ヘタッピマンガ研究所Rで語った事を忘れたのかい……?
冨樫先生が語った創作のコツとは
ヘタッピマンガ研究所Rという漫画があります。
確かジャンプ+の前身のアプリで連載されていたような。
その中で冨樫先生に創作のコツを聞くという回があります。
そこで冨樫先生はこういっております。
「基本的にウソが好きなんですよね。そこにどれだけ説得力を持たせるかって所に力を注ぐ方で。その辺については僕なりのコツというか遊びがあるんです」
「たとえばどこかで聞きかじったその世界の専門用語とか隠語とか、作中で使いたいな!と思った時はなるべく自分で作った造語に置き換えたりして使うんです」
と言いました。
これをやって冨樫先生えええ!!!
欅坂46ネタを仕込んでもいいけど隠して欲しい所。
ファンの方は探して楽しめますし、物語に集中したい派はそのまま読み続けられる。
Win-winやないすかあ。
週間連載で忙しいとは思いますがぜひ知恵を絞っていただきたい。
あくまで僕はハンター×ハンターを読みに来ていますので。
やるならH×Hの世界観にあった形にネタを変換したり隠したりしてほしい
まんまぶっこむのはちげえぞって事です冨樫先生