イッテキュー恒例企画となっている、出川はじめてのお使い。
これはアメリカで英語が喋れない出川が、番組からミッションを出されそれをクリアする企画。
はじめてのお使いをオマージュしているのは言うまでもない。
というか番組中にもあの曲を使ってるし。
出川のはちゃめちゃ英語と、それでも通じて最終的にはミッションを達成することがうけてもう第四弾までやっている。ボクも好きです。
ボクも英語学習者としてこれは学べるところがあるな、と思いましたのでこの記事を書きました。
これから英語を学ぼうとしている人も学んでいる人も、少しでもためになれば幸いです。
特にスピーキング!
出川イングリッシュの肝、それはメンタル
出川さんのすごいところは英語めっちゃくちゃなのにそれを気にせず話しかけていくところ。
英語を学習すればするほど、完璧な文法で話さないといけないと思いがち。
それはしょうがないこと。
だって英語を勉強している人のほとんどは、英語を使うからというよりテストで出るからなんだから。
動機がテストメインなら、そりゃ間違えないようにと頑張りますよね。
でもこと実戦に至ってはのんきに参考書を開いている暇も単語帳を開いている暇もありません。
文法めちゃくちゃでも発音が少しくらいおかしくてもどんどん話しかけましょう。
話すことでしか身につかないモノって絶対にあると思います。
現にはじめてのおつかいを見ていると、確実に出川さん成長していますし。
でもちゃんと発音できなかった、文法間違えた、そこで終わっちゃだめですよ。
その悔しさをバネにして更なる飛躍に役立てましょう。
それに出川さん、多少嫌な顔されてもぐいぐい行きますからね(笑)
それと日本人に多いのが英語を話すのが恥ずかしいという人が多いんだとか。
語学留学のエージェントさんがそう言ってました。日本人は特に英語できないイメージがありますしね。
でもそんなこと言って、話さなかったらスピーキングの能力は向上しませんよ。
それこそ出川さんを見習いましょう。
結論。
自分の英語向上のために、ぐいぐい話しかけて行きましょう。特に日本人は世界的に見ても自分を殺すところがありますから。まあそれが日本の教育なので、別にあなたやボクが悪いってことではありませんよ。
そして足りないところを後の学習で学べないいんです。
単語の切り替えの素早さ。
芸人さんってやっぱすげえなあと思ったのもここ。
出川さん単語も満足にわかりません。
宇宙のことをアースだと思っていたり、旗の単語もわかりません。
独立宣言書は出川イングリッシュを通すと、ワンオンリーセイブックになっちゃいます。
自由の女神をフリーウーマンと言っちゃう始末。
でもすごいのはここからのリカバー。
宇宙をアースと誤解していましたけど、映画ETを出して相手からスペースという言葉を引き出すことに成功します。これにより誤解が解けます。
星条旗の赤白の線の数を答えろ、という質問なんかでは、ベースボールの試合前に流れる国歌を引き合いに出して線の数を聞くことに成功。
救急車のことを聞くときアメリカンピーポーピーポーで救急車の番号を教えてもらってますし。
この機転のよさすごくないですか?
英語を正しく話そうということにとらわれている人(ボクも含めて)だと無理だと思います。
英語を正しく話そうと考えるだけでそこまで頭回らないよ。
学習不足はおいておいて現状でどうにかしようという考えが潔くていいですね。
ないものねだってもしょうがないのでこれはいいと思います。
それに今年で52歳というお年!
おそるべし……。恥なんて捨ててしゃべりまくろうぜ!