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オカルティック・ナインつまらない?面白くなるから5話まで見てほしいって話

 

 

 

お、おお、おおおオカルティック・ナインおもろいやないけえ…。

って思ったのがつい最近。いや僕もリアルタイムでは途中で切ってたんですよ。

 

最初はまあ奥歯抜いたりして普通に面白かったんですけど、どうにも途中でだれてね。

 

 

 

途中で見るのやめました! 主人公うるさいし

 

 

 

胸大きすぎるし! インパクト強すぎるよほんと。

 

 

制服のボタンがしまらない巨胸。人間かお前?

 

 

ディーふらぐ!の高尾さん越えですよ。チャックボーンどころじゃなくなりますねこれは。

 

 

 

りょーたす 胸

引用:オカルティック・ナイン

 

 

 

今回の記事はそんな僕と同じような人に、途中で切った人に捧げる内容です。

 

いや面白かったんですよほんと。

 

 

 

オカルティック・ナインが楽しくなってくるのは5話から!!

 

 

なぜ5話まではつまらないのか?

 

 

面白いとか言っておきながら早速こんな見出しで書いていきます。

この作品は伊坂幸太郎さんの作品とかデュラララ!!とか、428 封鎖された渋谷でとかと同じ群像劇タイプです。

 

 

 

群像劇とはいろんな登場人物がわちゃわちゃやって、最後には密接に関わりあうタイプの物語です。

 

 

つまり最初はわけわかんないし、キャラも多いし、話も別個なんで見てる方はまじで意味不明なわけですよ。

 

 

例えるならキャラ全部出そろうまで新連載を見ている感じ。

 

 

 

まだ好きでもない話に主要キャラが沢山出てきたらそれだけでなえますよね。覚えるの大変だし。

 

 

 

好きでもないから頑張って覚える気にもならないし。この時点で視聴者と物語に大きな溝ができます。

 

 

 

世界観がめちゃくちゃ好きな「ステルスシンフォニー」もそのせいで打ち切られましたしね。

 

 

ステルスシンフォニー

引用:ステルスシンフォニー

 

 

 

この「ステルスシンフォニー」って漫画は、原作がデュラララ!!の人と同じです。

 

同じ登場人物盛りだくさんの群像劇タイプです。この作品は少年ジャンプで連載していました。

 

 

世界観もしっかり作られていて、キャラも魅力的。こいつは楽しみだぜっって毎週わくわくしていました。

 

正直看板にもなれたんじゃないかなあなんて好き勝手に思っていました。

 

 

というか今だってアプリかなんかで連載してほしいって思ってます!!

もし見てたら検討してみてください!!

 

 

紙面みたいに連載枠が決まっているわけではないので、ジャンプよりは早い段階で人気が求められる心配がないはず。

 

 

それはさておき。

 

 

けれどこの作品打ち切られたんですよ。

その原因はもちろん群像劇タイプだったから! 

 

 

 

群像劇をジャンプでやるのは相当難しいですよ。1話1話がそれぞれ勝負ですからね。1話ごとに新規の読者に興味を持たせて、既存の読者を満足させないといけない。

 

 

 

そういう意味ではアニメも同じですよね。

 

 

 

無料な分そのハードルは低いかもしれませんが、30分という時間が1話ごとに取られていくのはやはり厳しい物があります。

 

 

 

 

 

群像劇は面白くなるのに話数が必要ですからね。

 

 

 

ステルスシンフォニーは悲しい事に3巻で打ち切られてしまいました…。

めちゃくちゃ好きだったのに…。家に全巻あるよ……。たまに読み返すんだあ……。

 

 

 

逆に主人公が一人だとそいつを理解するのも早くなります。

逆境には応援したくなりますし、ピンチの時はこっちもはらはらできます。

 

 

 

やはりそのキャラと自分とのリンクって大切だと思うんですよ。

 

 

 

ホラームービーにありがちな、序盤にどうでもいいキャラが死んでも別に悲しくないでしょ?

 

あ、こいつ死んだわwwwwってなるだけです。

 

 

 

これが逆にお気に入りのキャラだったらブリーチばりに「なん……だと……?」ってなるわけですよ。

 

 

 

なんだと

引用:ブリーチ

 

 

 

漫画や映画の表現は絶対にリアルな体感を超えることはできません

実際に死ぬわけじゃないし。質感も雰囲気も伝わってこないし。

 

 

 

でもそのキャラが好き・あるいは感情移入していると、漫画や映画の表現とリアルな体感の”差”を縮めることができると思っています。

 

 

 

だから群像劇タイプはスロースターターになりやすいんです。物語を楽しむ上で必要な感情移入・あるいは主人公理解が、登場人物が多いせいで遅くなりますからね。

 

 

 

それでなくてもオカルティック・ナインの主人公・我聞悠太うざいし……

 

 

群像劇タイプが面白くなるのは、登場人物のキャラや関係性がわかり、それぞれの悩みや目的が一つの方向を向いたとき、はじめて面白くなります。

 

挿入

 

そこからの疾走感は群像劇タイプにしか出せないでしょうね。

 

キャラは出そろっているし、視聴者に知らせておく情報も出そろっています。あとは伏線を回収しつつ、謎へと迫るだけです。

 

この坂を転がるような強烈なスピード感はやばいです。

 

もちろんオカルティックナインもその疾走感を持っています。

 

面白くなる秘訣は橋上サライ

 

↑やべっオカルティック・ナインのタイトルみたい。

 

 

はしがみさらい

引用:オカルティック・ナイン

 

 

 

オカルト全否定超リアリスト・橋上サライ。こいつこそ大正義。

こいつは俗に言う頭のいいメガネキャラです。

 

 

 

サライが我聞と絡みだすことにより、ぐっと物語が進むようになりましたね。

 

 

さすがは頭のいいキャラ。話が円滑に進みます。

 

 

 

しかも結構ぶっ飛んでる我聞とリアリストのサライの掛け合いも面白いです。

 

冷静な突っ込みが特に。

 

 

 

さらに殺された橋上教授の息子であり、結構重要な役割を担っています。

 

 

 

実際に初遭遇のあと、殺された橋上教授のお部屋訪問へ我聞が行くことになります。

 

そんなサライが我聞と絡みだすのが5話

 

 

 

そこから話の謎自体もじょじょに明らかになっていきます。

なにより我聞くんもくよくよせず、事態解決に乗りきになっていきます。 

 

 

だからこそ5話までは我慢してみてほしい!

 

 

たぶんそこまででだれた人多いよね。奥歯のカギの下り長すぎだと思うんだ。我聞くんふらふら徘徊シーンね。しかも5話まで使っても結局わかんないし。

 

 

 

序盤に鍵でどこか開けていたら途中脱落者も減っただろうに。

 

 

 

 

dvd

引用:オカルティック・ナイン

 

 

 

ちなみにブルーレイ/dvdだと3巻です。ちょうど橋上サライが写っています。

 

ちょうど僕4話で切ってたんですよね。あともう一話見ておけばたぶん借りたりせず、リアルタイムで視聴していたと思います。

 

 

 

さんざんばらまいた伏線を回収していくのもここからです。

 

 

そこからはどんてん返しにつぐどんてん返し。話のスピード感も助けて次の話をかなり見たくなります。

 

ここまでのめり混めば、ヒキの強さはコードギアス並みに。

 

 

次の話を見る手を止められなくなってしまいます。

 

 

 

5話以降見ても大して心が揺り動かない人は、おそらく体質的に合わないかな。 

 

たまにそういう作品もあります。その場合はしょうがないです。

 

 

 

いずみん

引用:オカルティック・ナイン

 

 

 

でもこの作品のサイケデリックでキャッチーな感じは好きなんですよ。ゾン子のストラップとか正直ほしかったですもん。カフェに出てくるオカマスターもいいキャラしてました。

 

 

 

 

5話目以降はセリフのスピードもまた上がり、だらける事はなくなりました。

 

 

情報量が多いアニメですが、個人的にはちょうどよかったかな。ボク飽きるとすぐ別のことやりだしちゃうんで、暇なよりは忙しい方が見ごたえあって好きです。

 

 

 

最終話のスピード感はやべえです笑

笑いながら見てました。詰めてきたなあwwって。

 

 

 

まあなんにせよ5話までは見てくれって話です。

円盤の売り上げが少なすぎた悲しい物語なのです。

 

 

 

正直不当な評価だと思っているので、こんな記事を書きました。

少しでも興味がわいたのなら、5話までは見てくださいお願いします!

 

 

ちなみにゲームでたら買おうかなってくらい僕は好きです。

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