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SAO10巻作中に出てきた映画「トゥルーマン・ショー」を実際に見てみた

 

トゥルーマン・ショー

SAO10巻中にこんなセリフが出てきます。

「アスナ君が生まれる前の映画に、こんなやつがあったんだけど覚えているかな?
一人の男の、誕生から始まる人生のすべてをテレビショーとして放送するべく、巨大なドームの中に町の
セットをまるごと建て、何百人ものエキストラを配置して、そうと知らないのは主役の男ばかりなり……という状況を作り上げる。
だが実際に男が成長し、世界というものを学ぶに至って、さまざまな祖語が露見し、やがて男も真実に気づく。」

 

調べた結果、この映画のタイトルは「トゥルーマン・ショー」だと判明。
Huluで調べたら見事にありました!
なので見てみることに。

 

さっさと見たい方はこちら。今なら2週間無料で見れます。検索のところでトゥルーマンショーと入力するだけ!

あらすじ

 

主人公は笑顔が素敵なさわやかな男性。
結婚し妻もいる。父を海で亡くした。引き返そうとする父を、主人公のわがままで止めたので少なからず罪悪感を抱いている。今日も保険会社で働く毎日。そんなある日、死んだはずの父を町で見かける。浮浪者の恰好をしていたが、その面影は間違いなく父のものだった。

主人公は思わずかけよる。父が何かを言いかけたとき、黒い服に身を包んだSPのような連中が父を連れ去ってしまう。主人公は母に相談するが見間違えだと強く言われてしまい、それ以上何かをいうことはなかった。

 

思い出すのは昔愛した人のこと。

「僕の名前はトゥルーマン」
「ええ。知っているわ。あなたとは話すなと。そう指示されたの」

彼女は主人公を思い、この町の真実を告げようとするが、父を名乗る男に連れ去られてしまう。

彼女に会いに、ここから出たいという願望。死んだはずの父との邂逅。徐々に違和感が重なるこの町。
そしてそれらがつもりに積もった結果、主人公は行動を起こし始める。

 

「17億の人間が誕生を見守りました。220ヵ国が最初の一歩を放送。全世界が息をのんだあのキス。テクノロジーの進歩で隠しカメラが彼の日常を記録しつづけ、そのまますべて全世界へ。毎日24時間一日も休まず放送されています。世界最大のスタジオに作られたシーヘヴンの島で。万里の長城に匹敵する建造物がこの島を覆っています。It's the truman show!!」

「シーヘヴンは理想郷だ」

 

番組を継続させたい人間との闘いが始まります。

 

でもシリアスだけじゃなくコメディも面白い。

 

主人公に真実を悟らせまいと邪魔してくる人たちが多数出てきます。
車いすに乗って追って来たり、医療器具で道をふさいだり。
しまいには原発の事故が起こる始末。
おい(笑)

 

町の外に出られないからってだんだんやけっぱちになっていく主人公も面白い。

 

トゥルーマン

天候も自由に操作できる。自分のところだけ雨が降るというコメディ。こういう違和感が徐々に募っていく。

 

ほどよいコメディが入っているのでそれほどシリアスにならずに見ることができます。
コメディがなかったら結構ぞっとしますよこれ。

 

総評

 

結構面白かった。星4.2くらい。半端な数だけど(笑)

 

快適に暮らしていけているんだから我慢するべきなのか。
それとも自分の人生を生きるべきなのか。

 

「念のためこんにちはとこんばんはを」

いやーかっこよかった!

 

SAO10巻というとアリシゼーション編真っ只中。
軍事目的のため、人を殺せるAIを開発するためのアリスプロジェクト。
仮想世界を用意し、そこで原初の4人と呼ばれるスタッフがAIの子育てをするのが第一段階。
育ったAIにあとを任せスタッフは死去したことにし、その世界から去る。
そしてAIがAIを育てはじめ、文明を築いていく。
人が殺せないのが問題なだけで、すでに高度なAIなので、自分たちがAIだと気づくわけもなく……。

そしてシステムを掌握したAIが暴走を始める。

というのが大まかなストーリーの流れ。
全然アニメ続編作る気配がないので最近読み始めました。

SAO作中に出てくるだけあって、なかなかかぶるところも多いですね。
箱庭なんてところがまさにぴったし。

 

そういえば昔「世にも奇妙な物語」でも同じようなのありましたよね。
脚本に従って人生を生きるってやつ。

 

それとウェイワード・パインズにもちょっと似ているかな。
街から出れない&出るのを阻害する巨大な壁があるあたり。
記事はこちら。≪進撃の巨人×ミスト×サイレントヒルLikeな海外ドラマを全力でおすすめする




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