個人的には今年最大のニュースが飛び込んできました。
なんと2016年9月17日発売の42号のジャンプでこち亀の連載が終了することが発表されました。
子供のころ親戚の兄ちゃんからもらってはや数十年……。こち亀とともに育ってきたといっても過言ではありません。今でも実家にはほぼ全巻あります。たぶん180巻くらいはある。なかなかのこち亀マニアなんです。
かれこれ40周年ずっと連載を続け、一度も原稿を落としたことがないという伝説がある秋元さん。
連載が終了するのは寂しいことですが、幸いなことに病気というわけでもなく、次回作の構成もあるそう。今度は週刊連載じゃなくてジャンプ+あたりに行くのかな?
アシスタント集団であるアトリエビーダマはどうなるのか気になるところ。
というか秋元さんとお話したい。
語りたいことが多すぎるので話が進まないよ!
はい、というわけで今回の記事はずばりタイトル通り。
目次
こち亀連載終了。ジャンプ作家のリアクションは?
ちなみに順番に意味はありません。
・麻生周一先生。
グーグルちゃんでぐぐると、「麻生周一ってジャンプ編集長のどんな弱み握ってんの」とほかのワードで出てくることで有名な麻生先生。今は斉木楠雄の災難で連載中。ギャグマンガか。
こち亀連載終了…僕も聞いたのはごく最近ですがここ数年で一番驚いた…!
— 麻生周一 (@shu1aso) 2016年9月3日
わかるよ麻生先生。ずっと続くと勝手に思ってたからね。そう思わせるパワーがあるからね。
・横田宅馬先生。
新連載が生き残ることが難しいジャンプで一定の人気を獲得し続けている横田先生。今は「背すじをピン!と」というダンス漫画で連載中
!!???
大ニュースに職場に衝撃が走っております…!!!!!!200巻で…か…
— 「背すじをピン!と」横田卓馬スタッフ (@yokotainfo) 2016年9月3日
節目だからねー。でも終わるとは思ってなかったけどねー。
・仲間りょう先生
ピューとふくジャガー枠で連載中。異例の浮世絵風漫画で読み切りを出し、好評につき連載へ。クズだけどどこか憎めない人物を主人公とした「磯部磯兵物語~浮世はつらいよ~」ギャグマンガを連載中。
秋本さんはすごい。
— 仲間りょう (@nkm_ryo) 2016年9月3日
こち亀完結の42号もすごいですが、こち亀のいない43号の方がある意味すごい。。。
— 仲間りょう (@nkm_ryo) 2016年9月3日
確かに!
最近の新連載ラッシュはこういう意味だったのか。果たしてボクは正常を保っていられるのか……!?
・附田祐斗先生
3巻の四宮VSソーマで一躍有名となった「食戟のソーマ」の原作担当。いやー最高に熱かったね。ああいうのは好きです。
こち亀連載終了、最初に聞いたときは「何で!?」とほんとうに驚きました。でも諸々の理由を聞いたところ、秋本先生の中にあるのは前向きな感情ばかりでした。寂しいことは寂しいですが、それ以上に熱量をもらった気がします。40年間ほんとうにお疲れさまでした…!!
— 附田祐斗 (@tsukudayuto) 2016年9月3日
ジャンプが生まれて八年後にこち亀の連載がスタート。以来ずうーっと雑誌に載り続けたこち亀。確かに膨大なパワーですね。体調が悪化したときや、やむなく原稿が落ちそうなときのために原稿のストックが常に2、3本あることは有名。
・堀越耕平先生。
ヒロアカでジャンプの看板になりつつある堀越先生。どうやら仕事が忙しいらしく、9月2日以降書き込みがありませんでした。
空知英秋先生(銀魂)・尾田栄一郎先生(ワンピ)・富樫義博先生(H×H)・島袋光年先生(トリコ)・古舘春一先生(ハイキュー!)・葦原大介先生(ワートリ)・川田先生(火ノ丸相撲)・田畠祐基先生(ブラクロ)・沼駿先生(サモナー)・ミウラタダヒロ先生(ゆらぎ荘)・吾峠呼世晴先生(鬼滅)・井谷賢太郎先生(たくあん)・白井カイウ&出水ぽすか両先生(約束の)・山本亮平先生(ラブラ)・屋宜知宏先生(レッドスプライト)上記の先生方のツイッターアカウントは発見できませんorもう更新されていませんでした。
ほとんどやってねーーーーぇ!!!
このままじゃ企画倒れだよ!!
ってことで番外編。今連載している人を中心に紹介してきたわけですけど、昔連載していた人も取り上げてみる。
・大石浩二先生。
よく銀魂でネタにされていたメゾンドギンギン(本当はメゾンドペンギン)の作者。ちょっと前までジャンプでいぬまるだしっを連載していた。これは面白いのでほんとおすすめ。そんなに巻数も出てないし。下半身丸出しの幼稚園児がボケ倒すお話。
いや、「こち亀終わるのやだよぉ〜〜😖😵😥😭」っつって、無関係なSNOWの自撮り写真を載せるネタをやるべきなのかもしれないけど、そんなこと出来ないくらいホントはショックです。少し前に話は聞いていたのですが、その時からずーっと寂しい。
— 大石浩二 (@k_marudashi) 2016年9月3日
もうツイッターから面白い。
・篠原健太先生。
スケットダンスをジャンプで連載していた。なぜかネット民からの評判は悪いが、ボクは好き。ギャグも面白かったし、青春系としても楽しめた。今はジャンプ+で「彼方のアストロ」を連載中。
こち亀終了とても残念ですが、秋本先生の終わらせたい形で終われる事が何より嬉しいです。これだけ記録づくしの長寿連載だと、もっと長くという周りの声もあったと思いますが、ここで終わらせる決断をされた秋本先生はやっぱりかっこいいなと。
— 篠原健太 (@kentashinohara_) 2016年9月3日
いやーかっこいいすねー。
・甲斐谷忍先生
ヤンジャンで連載し、ドラマ化・映画化して一層有名になったライアー・ゲームの作者。今はマガジンポケットで「無敵の人」という麻雀漫画を描いている。結構面白い。けどライアー・ゲームの続き(?)を書いてほしいのが本音。
うわあ ちょっとびっくりのニュース!>>>「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が200巻で連載終了 秋本治氏が発表 #ldnews https://t.co/SuTcgnzXaZ
— 甲斐谷忍「無敵の人3巻」9/17発売!! (@mangakap) 2016年9月3日
本誌作家でなければ、今はレーベルも違う。なのに衝撃を与える秋本クオリティ。
・村田雄介先生
絵がうまいことで有名な漫画家。正確には作画担当。過去にはアイシールド21の作画を務めた。今はワンパンマンの作画をやっている。
こち亀で一番好きだった話は「ひまわりクンの巻」と「迷(?)刀鍛冶両津見参の巻」と〜それからそれから...幾らでも出てくる!秋本先生40年間本当にお疲れ様でした。
— 村田雄介 (@NEBU_KURO) 2016年9月3日
ボクは寿司屋の主人とひたすら張り合う話が好きでしたね!
・稲垣理一郎先生
アイシールドの原作者。アイシールドつながりで。
こち亀愛を強く語ったツイートがたくさん。
ついに、こち亀が終わります。
ちょうど僕が生まれたころに、こち亀が始まって。こち亀がジャンプを育てて、僕はそのジャンプを読んで育って、僕もそのジャンプで描いて、40歳になりました。感慨深いです。— 稲垣理一郎(リーチロー) (@reach_ina) 2016年9月3日
ずっとそばにいると思ってました。
秋本先生・こち亀のすごいところは一杯あるけれど。あえて一つあげるなら、なんつっても『40年間フル出場』です。休載はもちろん、減ページ・部分落ち・下書き掲載なども一切無し!(だよね?たぶん)超人です本当に。
— 稲垣理一郎(リーチロー) (@reach_ina) 2016年9月3日
富樫先生を見てればそれがどれだけ偉業かわかる。でも富樫さんは富樫さんで、いろいろな能力を考えて検証しているから遅くなるらしいよ。能力漫画って言っても頭脳×心理戦をメインにしていると大変そう。
あまりに居て当たり前の存在になっちゃったけど、両津勘吉、よく考えたらとんでもないキャラだよね。
警察もの作ります、って時に
「交番で競馬やって、道聞いてくるジジイに怒鳴って、猫に銃乱射する中年巡査が主人公です」
って、描こうとも思いつかないし、今じゃ絶対通らない(笑)— 稲垣理一郎(リーチロー) (@reach_ina) 2016年9月3日
両さんの飯くった猫に乱射してましたもんね。
商才あるのにアコギなほうに流れたり、楽しそうな人生を送ってんなーっていつも見てました。
当時こち亀149巻に、1P漫画を寄稿させていただきました。
僕は原作者なので、たまにイラスト付きを頼まれると「えー僕原作者ですよ?困ったな…」的な事を言いますが、内心とても嬉しいのです。絵まで描く、漫画家さんの仲間入りができた気がして(笑)— 稲垣理一郎(リーチロー) (@reach_ina) 2016年9月4日
ふう。長かった。
悲しくなりますねー。ジャンプ買ってこち亀載ってないと。
いつまでもあるとは思わないほうがいいってことですね。
くうっ! 悲しくなんかないやい! 笑って送り出してやるんだいっ!
200巻特別版・通常版ともに9月17日発売!!