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「ウェイワード・パインズ」シーズン1・1話ネタバレあり感想&あらすじ

海外ドラマは日本とは違い、好評であればシーズン2・3・4といくらでも続いていくのが常。
困るのが、間が空いたせいでストーリーがわからなくなること。
見直すのもなんだなーって人や、どこまで見たか忘れた人のために、ストーリーをここに書くことにします。今回はボクが大好きなウェイワード・パインズ・出口のない町。

 

DVDをレンタルするときや、新しいシーズンを見るときのおさらいとして使ってくれると嬉しいです。
こういうコンセプトのため、もちろんネタバレあり。

 

「ウェイワード・パインズ出口のない街」1話ネタバレ

 

主人公イーサン・バークは森の中で目を覚ました。
イーサンは体中に傷を負っていた。

 

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そんな彼は町に出ると、足を引きずりながら一軒のカフェに寄った。
場所を尋ねるとここは「アイダホ州のウェイワード・パインズ」だという。
「アイダホ州?」と聞き返すイーサンだったが、糸が切れたようにその場に倒れてしまう。

 

目を覚ますとそこは病院だった。
看護師のパムがいろいろとイーサンに話しかける。
看護師によるとイーサンは頭を強く打ってしまっているし、肋骨にはヒビが入っているらしい。
というのも同僚がちょっと目を離したすきトラックと衝突してしまい、助手席に乗っていたイーサンもケガを負ってしまっていた。

 

その同僚というのは、イーサンと同じくシークレット・サービスの捜査官。
シークレットサービスの捜査官であるイーサンは、仕事の内容も妻には秘密だった。
今回のミッションは行方不明になった同僚の捜索。そのうちの一人、ケイト・ヒューストンは一時期イーサンと付き合っていた女性だった。

 

同乗していた同僚は死亡。
イーサンは妻に電話したかった。いろいろなことがありすぎる。

 

シークレット・サービス。シアトル州

イーサンと同僚の事故の件を調べていた。
捜査官の一人がイーサンの奥さんへと電話を掛ける。
妻はイーサンが事故にあい、行方がわからなくなっていることを告げた。

 

場所は変わって病院。イーサンへと移る。
ナースコールを押すイーサン。すぐにパムがやってきた。
「まあ、なにかしら?」
「医師はいつくる?」
「キャロル先生は8時間の大手術で大変だったの。でもあなたの検査結果を見て”良好”だって」
「他の人は? 誰も見かけないぞ」

実際パム以外の看護師とイーサンは会っていないし、同じ入院患者ともあっていない。
彼の病室は奥まった部屋でかつ個室だった。

「みんな忙しいの」
「俺の私物は? 鞄もある」
「調査中です船長」
「じゃあ電話を貸してくれ」
「病室では電話を使えない」
遠まわしにゆっくりしてろと言われる。
「夕食時にまた来るわ。おいしいわよ」
と言ってパムは去っていった。事情はわかるが妻やシークレット・サービスに連絡したいイーサン。痛むからだにむち打ち、外に出ることに!電極やら針やらを引っぺがし、スーツを羽織る。

 

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病室を出ると、そこに広がるのは誰もいない、そこはかとなく不気味さを感じる通路だった。
看護師パムに止められるが、忠告を無視して外へ。

 

イーサンが向かったのは「ビアガルデン」というバー。
「電話を貸して」
「いいわよ。どうぞ」
イーサンの荷物が保管されている保安官事務所はすでにしまっていた。腹が減っているが、金がない。店員が気を利かせてツケでチーズバーガーを食べられることに。
「やっとまとな人に会ったよ。明日お金を払う」
「チップをはずんで」
と笑いながら言う彼女の名前はビバリー。自己紹介をしあう二人。
ビバリーは調理をするために店の裏へと消えていった。
イーサンは椅子に座り、受話器を取る。奥さんに。でも留守電へとつながる。

 

「テレサ(妻の名前)俺だよ。事故の件を聞いていると思うが、俺は無事だ。携帯や財布がなくて身動きが取れない。アイダホのウェイワード・パインズ。町のホテルに電話をくれ。愛してる。じゃあ」
店員が調理を終え、チーズバーガーを持ってきた。
彼女はイーサンの仕事内容に興味があるらしく、いろいろと質問をしてくる。この町には失踪者を探しに来たことを告げる。
「ケイト・ヒューストン。ビル・エヴァンス」
「心当たりないわ。二人に何が起きたの?」
「わからない」
「見つかるといいわね。渡しておく」
とビバリーから手渡されたのは一枚のメモ帳。『一番街604』
「これは?」
「携帯・ID・お金もないし街に知り合いもいない。困ったときは私のところへ」
「……俺を信じた?」
「”ずっと”信じてた」
「……」
イーサンがもらったメモ帳をひっくり返すと、そこには不明な文が書かれていた。
『この街にコオロギはいない』
「……」


 

外に出るころには、あたりは暗くなっていた。
人通りの少ないメインストリートを歩く。コオロギの鳴き声は聞こえている。
さっきのメモのことが頭をよぎる。道端にある花壇に引き寄せられるイーサン。
まさかな、と思いつつも、手を突っ込んでみる。すると、そこにいたのはコオロギではなく、小型のプレイヤーだった。コオロギの声は録音されていたものを再生していたのだ。
訝しみつつも、もとに戻す。

 

場所は変わってホテル。
イーサンはここで一夜を明かした。妻からの電話はなかった。
「本当か?」
「ええ。僕がずっとフロントにいました」
スーツに着込み、外に出る。目的地は昨日もらったメモ張に書かれた住所。

 

その場所にあったのは、見るからに廃墟な一軒家だった。人が住んでいるとは思えない。
「誰かいるか?」
誰もいない。頭をかくイーサン。
砕けた階段を上り、恐る恐る玄関を開ける。
奥の部屋に入ると、そこにあったのは死体だった。
手錠で拘束され、死後数週間はたっていそうだった。虫はたかり、臭いはひどい。
顔の面影から、イーサンは行方不明になっていたエヴァンスだと悟る。

 

イーサンはこのことを報告するために、保安官事務所へと訪れる。
「イーサン・バーク。シークレット・サービスだ」
「アーノルド・ホープ。保安官だ」
「この近くで腐乱死体を見つけた」
「詳しく説明してくれ」
とアーノルドは言うが、イーサンはまず先にシークレット・サービスにエージェントが拷問により死んでいたことを連絡したがった。が、自分の携帯はここにないらしい。どうやらパムが嘘をついているみたいだった。「電話を貸してくれ。連絡をしたい」
「その前に腐乱死体の話を聞かせてもらおう」

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バーテンダーからもらったメモのことや、拷問されて死んだ同僚のこと。今回のミッション内容などなどをアーノルドに話した。
「電話を貸してもらうよ」
「どうぞ。あと住所は?」
「一番街604。案内するよ」
「いや、いい」
「そうしたいんだ」
「やめてくれ」

 

場所は変わって、シアトル。シークレット・サービス本部。
イーサンと同僚が乗っていたと思われる車を調べていた。

 

「GPSモジュールは?」
「ないんですそれが」
「……なんだと?」
「そもそもイーサン・バークが車内にいた痕跡がない」

 

イーサンは電話を借りて、家族に電話をしていた。
「俺だ。まだこの町で足止めを食らってる。テレサ(妻)ベン(息子・頭が切れる)、電話をくれ」
そしてそのままシークレット・サービスへと電話を掛ける
「はい。シークレット・サービスです」
「バークだ。アダム・ハスラーを頼む」
「あいにく外出なさっています」
「じゃあ彼の携帯の番号を教えてくれ」
「申し上げられません」
「君の名前は?」
「マーシーです」
「新人だな」
「入局三日目です」
「いいかマーシー。俺はアイダホ州の町で捜査官の死体を発見した。だから今すぐハスラーにつなげ。ウェイワード・パインズの保安官事務所に電話をくれとすぐに伝えろ。いいな」
「お伝えします」
「結構だ。よろしく」
イライラが募って電話を投げ捨てるイーサン。

 

イーサンは保安官事務所を出て、町を歩く。バーテンダーからもらったメモのこともあり、昨晩立ち寄ったバーへ行くことに。





「hi。ビバリーは?」
「だれ?」
カウンターにいたのは五十代のおじさん。
「昨日いたバーテンダーだよ」
「この店で働いているのは男二人だけだ」
「そんなはずはない。俺はここに座りバーガーを食った」
「酔ってたんじゃないか?」
「間違いない! 彼女は絶対ここにいたんだ!」
「違う店じゃないのか?」
眉間にしわを寄せる店員。その表情に偽りはなさそうだった。
イーサンはわけがわからなくなり、うなだれる。
「おい、大丈夫か? 平気か?」
「彼女はいた。なぜうそを?」
「悪いんだが、出て行ってくれ」
「出ていきたいさ!」
イーサンは店員の胸倉をつかみ上げた。
「このいかれた町から出ていきたい! ビバリーはいたんだ!」
店の奥へと歩くイーサン。その後ろから店員に殴り倒されてしまう。
店員は倒れたイーサンを見下ろし、トランシーバーを手に取る。
「10-16-28.かなりヤバい」

 

家族との思いでを夢で見ていたイーサン。
目を覚ますと、そこは病院だった。しかも拘束具つき。足は鎖で手は手錠。ちょっとやそっとでは外れなさそうだった。傍らには小柄なおじいさんがいた。イーサンが目を覚ましたのに気づくと、近づいてきた。

 

「気が付いた?」
「あんたは?」
「ドクター・ジェンキンスだ。気分は?」
「手錠を外してくれ」
「君はウェイワード・パインズの病院にいるんだ。それはわかるかね?」
「ああ」
「頭痛は?」
「頭は痛くない」
「イーサン。精神疾患の病歴は?」
「あんたの専門は?」
「精神科だ」
「……」
「MRIによると君は脳出血を起こしていて、そのため記憶障害を発症している」
「幻覚じゃない。すべて現実だ」
「幻覚がどうかは自分ではわからんのだよ。とにかく、脳出血の状態で歩き回るのはとても危険だ」
「俺はおかしくない。いいか、おかしいのはこの町のほうだ」

 

「……普通の町だよ。君は事故で大けがをしたから”治療”をしないとな。だからこれから手術をする。血を抜くんだ」
明らかに動揺するイーサン。この病院も、この町も、何一つ信頼はしていなかった。
「手術には同意しない。ボイシの病院に転院を」
「それも考えてボイシの外科医と話したが……」
「だったらその外科医と直接話す」
「だから…、」
「ボイシの医師と話しをさせろ!」
「興奮している」
ドクター・ジェンキンスが目くばせすると、パムが注射を打とうとしてくる。
「少し落ち着きましょうね」
「手錠を外せ! はずせよ!」
「楽になるから」
あがくイーサン。いくらシークレット・サービスの捜査官といえど、手錠で四肢の自由を奪われては抵抗などできなかった。打たれたのは鎮静剤だろうか。混濁とする意識の中で、イーサンは手術室へとゆっくり運ばれていた。パムは上機嫌に鼻歌を歌っている。
ふと、開かれていた病室の内部を見るイーサン。そこにあった手術道具は頭部切開用のチェーンソーやハンマーだった。その部屋の前に置き去りにされる。

 

「Hey!」
部屋の中からチェーンソーの音が響く。
もうダメかと悟るイーサン。でもイーサンを乗せたベッドが動き出した。
見ると、そこにいたのはビバリーだった。
「どういうことだ」
黒ずくめにフード。なにかから忍んでいるような服装だった。
「安全になったら話す」
ビバリーはベッドを押したままエレベーターへ。

 

「人が乗ってきたら戦うわよ。動ける?」
「看護師に鎮静剤を打たれた。五分後には意識を失う」

 

そして看護師・パムとの戦闘が発生!
ここらへんは伏線ではないので割愛。もうろうとする意識の中での、緊迫した戦いは必見。
戦闘をおえ、二人は隠れ家へ。
「バーテンダーだって?」
「ええ、やつらは嘘をついたの」
「……エヴァンスは?」
「ここから逃げようとして……。私はソフトウェアの営業職。”2000年”問題対応のためこの町に。途中でバイクにはねられて、記憶を失ったと聞かされたわ」
「なんだって? いつの話だ」
「1999年10月21日。来週で事故にあってから、ちょうど一年になる」
「……まさか君は今が2000年だと思っているのか? 今は2014年だよ」
その言葉を残してイーサンは眠った。





 

場所は変わってシアトル。
イーサンの妻とシークレット・サービス捜査官が町を歩きながら事情を伝えていた。
「どういうことなの? 生きていたなら連絡があるし、亡くなっていたなら死体が……」
「なにも見つからないんだよ」
「どういうこと?」
「イーサンの血液も皮膚も、髪も見つからない。DNAの痕跡すらね」
「つまり……」
「乗っていなかった」

 

隠れ家で目を覚ますイーサン。用意されていた服を着て外へ出る。
なんとなく公園へ来てみた。すると、そこには元同僚であり、かつて愛した仲であるケイト・ヒューストンの姿が!

 

あとをつけるイーサン。彼女は夫と一緒にある家の中に入っていった。事情を確かめるべく、戸を叩く。
出てきたのは夫。
「へいケイト。お客さんだよ」
「はい」
「君を探しに来た」

 

夫を部屋の奥へやるケイト。

 

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「こっちへ」
玄関の前の階段に腰をかける二人。
「監視されてるの」
「誰に」
「聞かれるわ」
「どういうことだ。君は……」
そう、ケイト・ヒューストンは写真で見るより明らかに老けていた。おばさん寸前。
「訳が分からない。住んでいるのか?」
「ええ」
「何年」
「12年間」
「バカな。五週間前は俺と一緒にいた」
「……答えられないの。もう帰って」
「ケイト、助けてくれ」
「帰って。あなたがいると私とハロルド(夫)は狙われる」
「だれに?」
不気味に笑うケイト。
「ここなら幸せになれる」
「ケイト。また俺は再発したのか?」
イーサンは過去に仕事がらみで精神疾患に陥ったことがあった。
首を横に振るケイト。英語圏では日本と同じ意味合いを持つので、「再発していないわよ」ってことです。
ケイトは家に帰っていった。

 

イーサンは町から出ることを決意。
直結して車のエンジンをかけ、道路を走らせる。
『THANK YOU FOR VISITING Wayward Pines COME BACK SOON』の看板が見えた。
スピードを緩めることなくそのまま前進。一本道。
しかしおかしなことに、しばらく走らせていると、『Welcom to Wayward Pines』の看板が。不思議に思うも、そのまま走らせると町へ来てしまう。今度はUターンしてきた道を戻る。途中で降り、森の中へ入る。岩を上り、がけを超える。

 

場面は変わってシアトル。
ドクター・ジェンキンスとシークレット・サービスの捜査官アダムが雨の中会っていた。
「アダム。話とは?」
「間に合えば中止したい」
「もう遅い。行われたよ。すべて進行中だ」
「……」

 

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そしてイーサンへ。
イーサンが目にしたもの。それは巨大な壁だった。上部には”かえし”がついており、柵には電気が流れている。『この先へ行けば命はない』という脅し文句の看板も。この壁は町をぐるりと囲っていた。そして保安官であるアーノルドに拘束される。
「町の外に出たい」
「無理だ」

 

一話終了。
次から次へとわけのわからないことが出てくるので、町に放り込まれたイーサンの気持ちがよくわかりますね。果たしてこの街はなんなのか? 監視って? なぜ車内にイーサンの痕跡がなかったのか?
謎としてあるのはここらへん。もちろんそれぞれに答えがあり、しかも驚くこと間違いなしのアンサーです。

 

しかしあらすじ系の記事って書いたことないからわからないんですけど、こんなのでいいのかな?
ほとんどストーリー通りに書いちゃってますけど、どこからか怒られないかな?
次からはダイジェストっぽくなるかもしれません。この記事すごい時間かかったし。
というわけで二話で会おうぜ。

 

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この謎がはびこる街をその目で確かめたい方はぜひ。この記事読んで気になった人も見てみるといいよ。やっぱり文字だけより風景や表情がつくだけで全然違うし、意図的な演出とかもあるしね。ぜひ。
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